ワタナベミュージックスクール
箏・沖縄三線の渡邊結心です。

今回はお箏についてお話をしたいと思います。

この13絃のお箏は1絃1音琴（いちげんいちおんきん）といって１つの絃に対して1つの音を作ることができます。
“こと”の漢字には箏と琴という字がありますが、この“琴”の漢字はもともとは絃楽器の総称だったんですよ。
なので箏の琴（そうのこと）なんて呼ばれていました。

箏は“柱”というものを動かして音を作ります。
読み方は“じ”と読みます。
これはギターのフレットのようなものです。
これを動かして音を作っていきます。

13絃のお箏の面白さはこの少ない音の中で曲を弾くことです(o^^o)
箏を弾きながら柱をどんどん動かしていく曲もあるんですが、これがまたカッコイイんです‼︎
1本でも糸を間違えると音がズレてしまうので曲が滅茶苦茶になってしまいますよね。
それをピッピッ！と合わせていく緊張感がたまらなくカッコイイんです(*´Д｀*)

もちろん柱を動かさずに弾ききれる曲も沢山あります。
1音1音を大切にゆったりと奏でる音楽。
琴線に触れるなんて言葉もあるくらい、箏の音色は人の心を揺り動かすなんともいえない奥深さがあるように思います。

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