ワタナベミュージックスクール
箏・沖縄三線の渡邊結心です。
今日は今度、唄わせていただく日本の童謡の歌詞についてです。
沖縄民謡も言葉が難しいなと感じながらも楽しく調べながらやっていますが、普通の訛りのない言葉ですら、はて、何のことかしら。
おせど?
木ねずみ?
もとおる?
ぬれひしじ??
ダメだ、日本語…orzもぅガックリですね。
それでは1つ1つお勉強していきましょう。
1つ目
おせどは漢字で書くと「背戸」におが付いたもののようです。
漢字だとなんとなく戸のことかしら!
なんて想像してみたりしながら調べ進めていくとどうやら「裏庭」のことみたいです。
おせどに木の実の落ちる夜は
→裏庭に木の実が落ちる夜は
実りの秋をイメージできますね。
2つ目
木ねずみはなんとなくリスのことかなと想像しましたが、ネズミのイメージに違和感があり調べることにしました。
やはりリスの事でした。
でもやっぱり納得できなかったので何科か調べることに…。
ネズミ目リス科…。
仕方なくリスと認めて歌います(笑)
ゆりかごの つなを 木ねずみが ゆするよ
→揺りかごの綱をリスが揺するよ
優しい気持ちになりなんだか眠くなってきました。
3つ目
もとおるは徘徊…。辺りをぐるぐる回る…。
なんだか怪しい人のイメージをしてしまいそうですが。
ゆうべ浜辺を もとおれば
→夕方に浜辺を歩けば
という感じでしょうか。
夕焼けの照りつける浜辺をお散歩しているようですね。
なんだか昭和の香りがしてきます。
4つ目
ぬれひしじはびしょ濡れになるでした。
あかもの すそぞ ぬれひしじ
→赤い着物の裾がびしょ濡れになる
浜辺を歩いていて着物の裾が濡れてしまった女性をイメージできますね。
日本語は趣きがあって美しいですね。
最近のお子供さんは日本のわらべうたをあまり知らないようです。
少しでも日本の美しさが皆さんに伝わりますように
心を込めて唄わせていただきます。
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