ワタナベミュージックスクール
箏・沖縄三線講師の渡邊結心です。


紅葉が綺麗に色付いているところも増えてきましたね(*´꒳`*)


そんな時季は昔、絵を習っていた頃を思い出します。


私の母は子供の頃から一流のものを見せようとよく美術館やコンサートに連れて行ってくれました。

ルノアールやモネ、ゴッホやレオナルドダヴィンチ。
色々な民族音楽やオーケストラ。

そんな影響もあってか絵を描くのが好きで、美術の授業では欲しいと思った絵を模写して家に飾ったり、ピアノを習ったりしていました。


本物を知ってこそ色々なものが見える。


との想いがあったようです。

ですが、一流や完璧を求めていくとある種の息苦しさみたいなものを感じてしまいました。

聴いている自分の耳も精度ばかりに意識がいってしまい、純粋に音楽を楽しめないんです。
なんで人気があるのか分からない人まで出てきたりして。


ずっと精度の高く且つ人を感動させる音楽が最高に素晴らしいんだと信じていたから。
それ以外は駄目だと思い込んでいたんです。


でも実際は違いました。


自分を楽しめてる人の方が人気があったり
トークがとても面白かったり
一緒にいて幸せな気分になれる人のところに居たいですよね。


何事も想いを込めた分だけ人の心に届きます。


自分が楽しいと思った音楽を素直に楽しめるといいですよね！



「絵はあるがまま、見える通りに描くんだよ。」



と絵の師匠に言われたことがありますが、

音楽も風の音や花の香りも音で表現出来るようになりたいですね(o^^o)

先日見た歌舞伎俳優さんもお芝居中に
やっと桜の木何本かが見えるようになってきた。
と仰っていました。

そこに本当は存在しないけれど、あるように自分も相手にも伝えられたら素敵ですね(*´Д｀*)

先ずは自分が色々な美しいものや楽しい事を感じられる感性を磨いて、それを表現できるように込めていきたいと思います♪